コンサルタントになるのに有利な資格は?要否を徹底解説

コンサルタントになるのに有利な資格は?要否を徹底解説

最近、年収面働きがいなどでコンサルタントという職業が人気となっています。

コンサルタントと聞くと、なるのが難しく、多くの知識や資格が必要になると思われています。

では、コンサルタントになるのにどんな資格が有利になるのか、そして本当に資格は必要なのか見ていきます。

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コンサルタントとは?

 

起業家

コンサルタントとは、企業の課題や悩みを解決に導くための支援を行うことを生業としている職業です。

そのため、いかにクライアントに儲けさせるか、儲けさせるための知識や方法、経験などを活かしたコンサルティングが商品となる職業となっています。

コンサルタントについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

コンサルタントにとっての資格とは?

一見コンサルタントには、弁護士や税理士と同じように資格が必要になると思われがちですが、コンサルタントになるのに資格は必要ありません。

言ってしまえば、コンサルタントは、誰にでもなれてしまうのです。資格がなくも、知識や経験があれば、コンサルタントとして十分に活躍することは可能です。

しかし、資格を持っているのと持っていないのとでは、キャリアアップの機会やクライアントからの信頼度は違います。

また、採用の際も資格を持っていたら合格ということはありませんが、資格を獲得しているという事実や資格を獲得できる知識を持っているということがプラスに働くことはあります。

もちろん資格が全てではありませんが、資格を取っておいてマイナスなことはありませんし、コンサルタントになるため、コンサルタントとしてやっていく上で有利に働く場面が必ずあります。

そこで次では、たくさんある資格の中でも、コンサルタントとして有利に働く資格について紹介していきます。

 

有利な資格その1:中小企業診断士

 

面談

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための判断や助言を行う専門家であり、国が認めた国家資格です。

中小企業診断士の主な役割は、企業の課題解決の戦略策定を専門家という立場からのアドバイスを行い、策定された戦略を実行する際の経営計画を立て、実行後の支援を行うことです。

中小企業診断士の資格を獲得するには、経済学や経済政策、財務•会計、企業経営理論や経営法務などの知識が必要になります。

日本企業の99%を占め、経済的に不安がある中小企業が、少ない経営資源でどのように勝ち残っていくのか、経営面でサポートする中小企業診断士の重要性は高く、高い評価を得ています。

そのため、中小企業を対象としてコンサルへの転職を考えているなら、中小企業診断士は、とても有利に働きます。

しかし、外資系コンサルなどの大企業を対象としたコンサルへの転職を考えているのなら、中小企業診断士の資格は完全に役立つとは言い切れません。

経営の基礎的な知識の取得には役に立ちますが、大企業と中小企業では業務内容も大きく異なり、試験で問われる中小企業向けのケーススタディとは乖離があるためです。

 

有利な資格その2:公認会計士

言わずと知れた三大国家資格の1つである公認会計士は、会計のプロフェッショナルです。

公認会計士にだけ許されている監査や会計、税務などの業務を行います。また、公認会計士という立場からコンサルティングも行っています。

公認会計士の専門知識は、コンサルティングにおいてとても需要のある知識であるため、公認会計士は重宝され、金融系、財務・会計系のコンサルへの転職が増えてきています。

また、最近ではファイナンスに強い戦略コンサルの転職事例もあるため、公認会計士の資格は、コンサルタントになるために有利に働く資格といえます。

 

有利な資格その3:税理士

 

会計

税理士も国家資格の1つで、税務の専門家です。

税理士の業務としては、確定申告や青色申告の承認申請の代理で行うなどの税務代理や確定申告書などの書類を際裏で策定する税務書類の作成、税金に関する相談を受けることができる税務相談などがあります。

税務代理、税務書類の作成、税務相談の3つの作業に関しては、独占業務であるため、税理士にしか許されていない業務となります。

そのため、税務に関するコンサルにおいては、税理士の資格は有利に働きます。財務系のコンサルへの転職には有利に働きます。

税理士に関する記事は以下載せおきましたので、ぜひご覧ください。

有利な資格その4:MBA

MBAは、Master of BusinessAdministrationの略で、日本語で経営学修士号と呼ばれる学位です。

資格ではないのですが、MBAを獲得した人たちが世界で活躍しているため、高い信頼を得ています。そのため、外国の上位校のMBAであれば、転職にとても有利になります。

MBAは経営の3要素であるヒト・モノ・カネの基本知識や時代にあったビジネスの仕方など、時代に合わせたカリキュラムを受けることができます。
MBAの獲得には1〜2年かかり、また転職に有利になるMBAは、海外のビジネススクールのMBAなので、時間とお金がかかるため、あまり現実的ではありません。

コンサルタントにはMBAがなくてもなれるので、コンサルタントとして経験を積んで、ある程度お金と時間に余裕ができてからでも遅くはないので、転職のためにMBAを獲得するのはあまりおすすめできません。

有利な資格その5:プロジェクトマネージャー

 

ベンチャー

プロジェクトマネージャーは、システム開発のプロジェクト全体の進行管理、人員や資材の確保などを行う高度なITを持った情報処理技術者の資格です。

主に、システム開発プロジェクトにおける責任者として、プロジェクトの計画、実行、管理を行います。

プロジェクトマネージャーの資格は、IT系のコンサルへの転職を考えているなら、転職に有利になる資格なので、ぜひ獲得しておきたい資格となります。

IT系のコンサルを考えていないなら、全く役に立たないわけではないですが、獲得しなくてもいいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、コンサルタントになるのに有利な資格について紹介してきました。

資格を獲得することで、専門知識も増え、コンサルやクライアントの評価は上がります。

しかし、資格を持っているからいいというわけではありません。資格を持っているから選考に受かるわけでもありませんし、コンサルタントとしてやっていけるわけではありません。

あくまで、資格を獲得して、自身が何をしたいのか、どうしていきたいのかが重要になるので、資格獲得を機会に、より高みのキャリアへ目指していただきたいです。

またこの記事を読んで、コンサルタントになってみたいという方は、転職エージェントへ登録することをおすすめします。

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また、あわせて読んでおきたい記事を以下載せておきますので、ぜひご覧ください。

文:Agenda編集部