経営コンサルタントという職業は、漠然としたイメージを持たれるものの、その実態を詳しくは知られていないことが多いです。
会議の議事録作成は新米コンサルタントにとって登竜門とも言うべき、基本的な業務になっています。
議事録作成のやり方とコツを、良い議事録や悪い議事録を確認しながら、お伝えします。
また、この記事以外にも、新米コンサルタント向けの記事がありますので、ぜひ確認してみてください。
コンサルタントにとっての議事録作成とは
そもそもコンサルタントにとって、議事録作成は何故必要になるのでしょうか。
議事録は言うまでもなく、会議の記録を残すためのものです。
通常の企業での会議と同じように、コンサルタントにとってもクライアントとの会議は記録を残すべき重要なものになっています。
コンサルタントの業務は、正解のない経営課題の解決策を立案していくことに他ならず、常にクライアントとの合意形成のもと、プロジェクトを推進していく必要があります。
この合意形成の記録を残すために重要になるのが、まさに議事録なのです。
コンサルタントの仕事をする上では、なくてはならない作業です。
この作業は、規模の大きなファームでは新米コンサルタントが担うことが多く、中堅コンサルタントのレビューのもと、作成されるのが一般的になっています。
良い議事録と悪い議事録
そんな重要な議事録にも、良い議事録と悪い議事録があります。
良い議事録は、情報がうまく構造化されており(カテゴリ別に話題が並べ替えられており)、簡潔に文章がまとめられているという特徴があります。
さらに、ネクストアクションが期限を切って明確にされていることが重要なポイントでもあります。
逆に悪い例としては、情報が整理されておらず、同じような情報が議事録の最初と最後の方にあったり、文章が無駄に長く装飾されていたりします。
そのため、読み手に意図が伝わりにくく、解釈に複数のパターンが生まれてしまうこともあります。
実際の議事録作成のやり方とコツ
では、どのようにすれば良い議事録が書けるのでしょうか。
議事録作成のやり方とコツを紹介します。コツは、手順に従って丁寧にやることにつきます。
まずは会議中には誤字脱字などは気にせず、とにかくベタ打ちのメモを漏らさずに取ることです。
そして、ベタ打ちのメモができたら、会議中のテーマを洗い出します。
ここまでで、会議中のテーマと、ベタ打ちのメモがありますね。次に、ベタ打ちのメモの各文章を、会議中のテーマと紐づけていきましょう。
紐付けが完了したら、テーマごとに文章を並べ替えて、あとは各文章を簡潔にしながら誤字脱字を修正していくだけです。
これだけで、あなたもコンサル流の議事録作成ができるようになります。ぜひお試しください。
まとめ
議事録作成に関して、やり方とコツを理解すれば意外と簡単だと思った方が多いのではないだろうか。
これならできると思った方も、そうでない方も、この機会にコンサルティングファームの転職にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
経営コンサルタントになるための第一歩は、転職エージェントに相談することです。
コンサル業界に入るためにおすすめの転職エージェントは、コンサルスキル養成所として話題をよんでいる『STRATEGY:BOOTCAMP』やコンサル業界専門の転職エージェント『アンテロープ』です。
また他にも、国内最大級のネットワークで信頼性の高いリクルートエージェントや20代の方におすすめのネオキャリア第二新卒エージェントneoなども良いでしょう。
フリーランス向け月額100万円以上のコンサル案件紹介サービスで実績を作ってから転職活動をするという戦略で成功している方もいます。
就職活動や転職活動は1人で行うと情報を集めるのも大変ですし、自分自身の評価も客観的に見ることができず、大変です。
大切なことはまずは行動をしてみることであるため、自分にあったサービスを探して、エージェントの力も借りながら、二人三脚で活動してみてください!
大切なことはまずは行動をしてみることであるため、自分にあったサービスを探してみてください。
>>ネオキャリア第2新卒エージェントneoに登録したい方はこちら
文:Agenda編集部