マッキンゼーとは?年収・プロジェクト事例も紹介

マッキンゼーとは?年収・プロジェクト事例も紹介

最強のコンサルティングファームとも称されるマッキンゼー。そんなマッキンゼーの秘密に迫ります。

マッキンゼーの歴史やプロジェクト事例、気になる年収水準や、教育制度などを確認してみましょう。

マッキンゼー・アンド・カンパニーの歴史/沿革

マッキンゼー・アンド・カンパニーの創業者は、シカゴ大学で会計学の修士号を取得したジェームズ・O・マッキンゼーという人物でした。

彼は企業の抱えるあらゆる問題を解決する秘密は会計学にあると信じ、1926年に会計事務所としてのマッキンゼーを設立しました。

コンサルティング業界

当時のマッキンゼーは会計士が企業のコンサルティングを行うスタイルを取っており、当時の社会では斬新な手法と捉えられていました。

1933年、マービン・バウワーという人物がマッキンゼーに入社。

ジェームズ・O・マッキンゼーが肺炎で亡くなってしまった後、マービン・バウワーがマッキンゼーを買収し、マネージングディレクターの立場からマッキンゼーを支えました。

マービンのもとでマッキンゼーは長期に渡り成長を続け、初の海外支社をロンドンに設立しました。

その後も次々と海外に支社を作り、1971年にマッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社が誕生しました。

現在ではマッキンゼーの支社は世界に105以上あると言われています。

マッキンゼー・アンド・カンパニーの強み

マッキンゼーの優位性は多くの側面でありますが、その中でも特徴的で特に強みとされるのは、人材育成の仕組みです。

上矢印

マッキンゼーでは、社員達の休憩時間の雑談が突然ホワイトボードを使った議論に転じる事がしばしば起こると言われています。

マッキンゼーの社員は、自分に対して、「so what?(だからどうした?)」と質問を突き付ける文化が根付いています。

これは何らかの情報を持っていても、その情報を基に結局自分はどうするのか、何が課題となり、どう解決していくのかを自分で考えるためであり、そういった考えを刷り込ませるトレーニングがマッキンゼーではなされているのです。

トレーニングは当然厳しいものであり、だからこぞマッキンゼーには優秀なコンサルタントが多いのでしょう。

マッキンゼー・アンド・カンパニーのプロジェクト事例

マッキンゼーのプロジェクトの中に、「日本のスキンヘアブランドの中南米戦略」というものがあります。

日本のスキンヘアメーカーは中南米の消費者、または販売チャネル等の知識が不足していたため、中南米市場に進出する機会を逃し続けていました。

そのためマッキンゼーに支援を要請し、それらの情報取得、そしてプラン作成に取り組みました。

内部MTG

マッキンゼーは中南米チームと東京のシニアグループを合体させ、一つのグローバルチームを立ち上げました。

そのチームは中南米の調査会社の適正な選定、消費者市場の調査をサポートし、そのため費用対効果の高い分析的アプローチを構築しました。

分析の末、チームは2つの重要な消費者セグメントを特定し、そのセグメントは中南米の消費者が「masstige=一般消費者向け贅沢財」の新発売に敏感である可能性を示していました。

続いてチームはクライアント企業と提携し、この顧客セグメントが最も魅力的に感じると予想されるスキンヘアブランドを3つ選出しました。

そのブランドを市場に参入させた場合のアプローチを行い、そこから候補となる販売チャネルと売り場を多数特定しました。

更にチームは流通と販売にかかるコストを、商品価格に基づいて分析し、算出しました。

チームのこの戦略は中南米市場進出の確実性を高める事に成功し、結果的にクライアント企業の中南米市場の売り上げは全社的な収益拡大に貢献しました。

マッキンゼーはクライアント企業から、チームの共同作業あってこその成果であると、高い評価を頂きました。

マッキンゼー・アンド・カンパニーの役職と年収

マッキンゼーには様々な役職がありますが、分かり易く役職を年収の違いで示すと、以下のようになりました。

パートナー:3000万円~8000万円
アソシエイトパートナー:2200万円~2800万円
エンゲージメントマネージャー:1500万円~2000万円
アソシエイト:1200万円~1500万円
ジュニアアソシエイト:800万円~1200万円
ビジネスアナリスト:600万円~800万円

給料

マッキンゼーは年収1000万円の到達率が75%、初任給が年収で約700万円と、収入は破格の数値となっています。

年収1000万円は全就業者の上位4.3%しか到達できない高収入ですが、マッキンゼーでは3年ほどでこの収入を達成することが可能で、入社5年次でエクゼクティブプラス(年収1500万円以上)、入社10年次でハイエクゼクティブプラス(年収2500万円以上)に到達すると言われています。

しかしこれらは当然ファームを去ることがなければという条件付きであり、ファームに10年も残れるのは同期の1割以下であると言われています。

マッキンゼー・アンド・カンパニーのキャリアパス・研修制度

マッキンゼーのキャリアパスは、何かを成し遂げなければ評価されない、完全成果主義とされています。

マッキンゼーに入社したコンサルタントは、「ジェネラリスト」と「スペシャリスト」というスタートポジションが与えられ、そこからキャリアを形成していくという仕組みです。

ステップアップ

ジェネラリストは様々な業界や機能面でのプロジェクトにマネージャーの立場から取り組み、その後は専門性を磨き、ファームのリーダーとなる事が求められ、スペシャリストは特定の分野(ビジネステクノロジー、オペレーション、マーケティング)に注力しながら、コンサルタントとしてのキャリアを形成していくそうです。

どちらもクライアント企業に最大の付加価値を提供するという使命を背負っています。

マッキンゼーは、研修制度も充実しています。

研修はマッキンゼーの社員がそれぞれに必要、または不足しているスキルや知識を補うために用意され、十分なサポート体制を取っています。

語学研修

マッキンゼーに入社したビジネスアナリストは、英語力が必要とされます。

そのため入社時に英語力判定テストを受けさせられますが、その結果に応じて入社前に英語の講義の受講を勧めることもあります。

英語の講義は、入社後も希望すれば受けられるそうです。

留学制度

マッキンゼーは社員の海外MBA留学に力を入れています。

留学に定員はなく、マッキンゼーで成果を出し、希望理由が適確であれば留学の支援を受けられます。

生産性向上

マッキンゼーでの業務は重責で相当な労力を要すものですが、長時間労働が求められている訳ではありません。

一定の時間で高い成果を出すことが求められ、そのためのスキルアップをサポートしています。

海外活動

マッキンゼーでは、先程挙げたプロジェクト事例のように海外チームと共同で作業することが多々あります。

マッキンゼーの社員にとって、これはグローバルな舞台で活躍するチャンスとなります。

一定レベルの語学力があれば、1年以上日本支社で働いたコンサルタントであれば海外支社への転勤も認められます。

マッキンゼーのまとめ

いかがでしたでしょうか。

マッキンゼーは世界最高峰のコンサルティングファームとして活躍している企業です。

年収1,000万円の到達率75%と、高収入間違いなし。マッキンゼーに転職したい場合は、まずは転職エージェントに問い合わせてみましょう。

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文:Agenda編集部