ベンチャーコンサルに転職するメリットとデメリットを解

ベンチャーコンサルに転職するメリットとデメリットを解

マッキンゼーやBCG、ベイン、PwC、デロイトなどなど。 今や、多くのコンサルティングファームが転職市場では人気を誇っています。

そんな中、ベンチャーのコンサルも人気になってきました。

今回は、ベンチャーのコンサル企業に就職・転職するメリット、デメリットをご紹介していきます。

また、その他各方面に特化したコンサル会社を以下紹介しておきますので、興味がある方はご覧ください。

ベンチャーのコンサル会社のメリット

まず、ベンチャーのコンサル企業の特徴について紹介していきます。

ベンチャーのコンサル企業の多くは、元大手コンサル企業においてパートナーやプリンシパルなどとして活躍した方が独立して設立されるケースがほとんどです。

>>コンサル会社のパートナーとは??

例えば、今や人気企業の1つである株式会社XEEDやシリコンバレーにあるBlueshift Global Partnersはもはやベンチャー企業ではありませんが、元々は大手コンサル会社出身の起業家たちが起業して立ち上げた会社です。

また、多くのベンチャーコンサルは創業者の知見のある業界やトピックに特化した企業になることが多いです。

特に最近では、AIに特化したベンチャー企業M&Aに特化したコンサル企業など、特定の分野に絞ることで業界内のトップを狙う会社が多くなっています。

また、会社の規模も特徴的です。 皆さんもご存知かと思いますが、やはりベンチャー企業の従業員数は多くて数十人規模と大手の会社に比べるとかなり小規模です。

そのため、大手のコンサル企業とは比較にならないくらい、一人一人の重圧、プレッシャーがのしかかってくる環境です。

こうした特徴があるベンチャーコンサルですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?

今回は大きく2つのメリットを紹介します。

当事者意識をもって主体的に活躍でき、スキルが身につく

1つ目のメリットは、従業員1人1人が当事者意識をもって、主体的に活躍できることです。

大企業で長年勤めていると、組織の歯車の1つとしての意識が根付いてしまい、自らが仕事に取り組む実感がわきにくくなるということはよくあります。

しかし、人数が少ないということやベテランと呼ばれるメンバーも少ないという特徴からもわかるように、ベンチャーのコンサル企業では、入社して間もなく「1コンサルタント」としてプロジェクトに参加できます。

自らが当事者意識を持ってプロジェクトを運営できるようになるまでには10年ほどかかるケースも稀ではない大手コンサル企業では考えられないスピード感です。

また、結果的にこうした環境が自らの能力やビジネススキルを身に着けることにつながっていきます。

会社の成長を近くで感じながら、仕事ができる

また、入社直後は会社がまだまだ若く、少数精鋭で戦っていきます。

しかし、自分たちがプロジェクトを成功させればさせるほど、企業としての価値が高まり、人気になっていき、会社として規模が大きくなってきます。

自分たちの働きぶりによって会社が成長していくのを目の当たりにすると、自分ごとのようにうれしくなり、充実感が満たされていくはずです。

こうした経験は大手のコンサル会社では得難いものであることは間違いありません。

ベンチャーのコンサル会社のデメリット

ベンチャーのコンサル会社で得られることは、上記以外にも、人脈が広がる、営業経験を体得できるなどがありますが、もちろんデメリットも存在します。

この記事では、2つのデメリットを紹介します。

また、コンサル業界についてのメリットデメリットについては以下の記事でまとめているので、ぜひご覧ください。

グローバル経験ができなくなる

ベンチャーのコンサル会社の場合、プロジェクトやクライアント先が国内になることが多いです。

そのため、グローバル案件を手掛ける大手コンサル会社に比べると、世界で活躍するという機会は圧倒的に少なくなるでしょう。

これからの時代、日本国内の市場はどんどん縮小していき、グローバルな経験を若いうちからしておくことは大切にはなってくるので、長い人生の初めのキャリアが本当にグローバル経験が少ない企業でよいかどうかはしっかり考えておくことが大切です。

とはいえ、大手コンサル会社に入社したからと言って、100%グローバル案件に関われるわけではないので、グローバルに働きたいからと言って、大手コンサル会社に入社するのもあまりお勧めできません。

不安定な市場環境

現在日本企業の多くは、業績は芳しくないものの、コンサル会社にコンサルティングを頼むほどの余裕がまだあります。

しかし、これが不安定な経済状況になってくると、コンサル業界は行き場を失う可能性があります。

特に国内市場は、人口減少や生産性の低下が叫ばれている今日において、縮小していくことは間違いないといっても過言ではないでしょう。

国内の案件を中心に請け負っているベンチャーコンサルの場合は、会社の得意とする分野によっては案件が縮小していくリスクも存在しています。

とはいえ、大手のコンサル会社は大丈夫かと言われたら、ベンチャー企業同様の課題は存在しているので、大手コンサル会社だから平気というわけではないかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はベンチャーのコンサル会社に就職・転職するメリットデメリットをご紹介してきました。

この記事を参考にして、コンサル会社の中でも、自分は大手コンサル企業に行きたいのか、ベンチャー系コンサル企業に行きたいのかを考えてみてください。

どちらが正解でどちらが不正解ということはありません。

自分に合った進路を決めてみてください。

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文:Agenda編集部