コンサルで働くメリット・デメリットを解説

コンサルで働くメリット・デメリットを解説

「高水準の給与」、「華々しいイメージ」。

こういったイメージだけから、コンサル業界に就職してみようと考えている方も多くいると思いますが、本当に大丈夫でしょうか?

今回は、本当にコンサル業界へ進路を決めようか悩んでいる方に向けて、コンサル業界で働くメリットデメリットをご紹介していきます。

コンサル就職のメリット①圧倒的な基礎力が身につく

コンサルに就職することのメリットの1つが、圧倒的な基礎力が身につくことです。

コンサルタントとして仕事をしていくためには論理的な思考力が求められます。

なぜなら、クライアントの経営戦略といった答えのない難題に答えを出す必要があるからです。

また、プロジェクトを進めていくうえで、コンサルタントは仮説を立ててそれを検証するというやり方を採用するため、仮説構築能力も鍛えられます。

このように、コンサルタントは基礎能力を徹底的に鍛えることができます。

そのせいか、コンサル出身の起業家は世の中にたくさんいます。

また、ほかにも鍛えられる能力があります。

コミュニケーション能力

具体的には、クライアントの潜在的な課題を引き出すための会話力や、クライアントを納得させるためのプレゼン力がが大きく成長します。

コンサルタントはクライアントの課題をヒアリングし、それに対する解決策を提示することが仕事になります。

そのため、コミュニケーション能力が成長します。

資料作成能力

資料作成力とは、パワーポイントやエクセルを活用して資料を作る能力です。

具体的には、パワーポイント資料のストーリー設計やスライドのデザイン、メッセージの言葉遣いなどのスキルが成長します。

コンサルタントの主たる成果物は、資料となります。

コンサルタントは毎日パワーポイントを使った資料作成やエクセルを使った分析作業に追われています。

そのため、高度な資料作成能力を身につけることができます。

資料作成に関する記事も合わせてご覧ください。

コンサル就職のメリット②転職で有利に働く

コンサル業界に入社して働くメリットの1つが、転職で有利に働くことです。

理由は2つあります。

1つ目の理由は、コンサルタントは、基礎能力を徹底的に鍛えることができるからです。

メリット1で述べたように、コンサル業界では論理的思考能力仮説構築能力が鍛えられます。

この2つの能力はどの業界、どの職種においても必要とされる能力であるため、これらの能力を兼ね揃えられるコンサルタントは転職に有利になります。

2つ目の理由は、コンサル業界へ転職・就職したこと自体がエリートであることを証明するからです。

コンサル業界へ入社するためには、200倍から500倍の倍率を勝ち抜かなければなりません。

そのため、まずそもそもコンサル業界で働くこと自体がエリートであることの証明となり、転職時にコンサル業界出身という肩書きが選考通過の上で有利に働きます。

また、コンサルタントのキャリアパスについては詳しくは以下の記事をご覧ください。

コンサル就職のメリット③年収が高い

コンサルティングファームは、一般の事業会社と比較して非常に高い給与をもらうことができます。

コンサルタントという役職であれば、たとえ未経験であっても800万前後の年収は確実に用意されています。

30歳時の平均年収も1,000万は越えています。

そのため、通常の事業会社から転職した場合、確実に年収を上げることができるでしょう。

年収に関して詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

コンサル就職のデメリット①激務故に労働時間が長い

みなさんもご存じかと思いますが、コンサルはとにかく激務です。

忙しいプロジェクトに入れば終電を逃すなんてザラで、午前3時・4時まで仕事をしているプロジェクトもあります。

そのため、身体をこわしてしまう人も少なくありません。

特に、前職でそこまで労働時間が長くなかった人や体育会系の部活やバイトを経験したことがない人の場合は、転職後の労働環境に馴染めないという人もいます。

また、忙しさゆえにプライベートの予定を犠牲にしなければなりません。

平日の夜に飲みに行けることは少なく、忙しいプロジェクトの場合は土日も働く必要があります。

そのため、労働時間は短い方がいい、ワークライフバランスをしっかり保ちたいという人にとっては、デメリットかもしれません。

コンサル就職のデメリット①能力主義

能力主義であるがゆえに、自分よりも若い上司にいろいろ命令をされてしまいます。

これに関しては、あまり気にしない方も多くいると思いますが、日系企業で長く働いていた人にとっては少し衝撃的なことかもしれません。

というのも、事業会社の場合は、年上の人が部下になった場合、気を遣う人が多い傾向にあります。

疲れた女性

しかしコンサルティングファームではあまり気を遣いません。

仕事ができなければ年上でも厳しく接するという文化がどこの会社でも根付いています。

そのため、日系企業から転職してきた人にとっては悩むかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

コンサル業界で働くことのメリットデメリットについて理解できましたでしょうか。

転職活動をするとき、会社にとって良い情報しか転職希望者には流れてこないケースも多々あると思いますので、「ほかにデメリットはないのか?」をしっかり見極めたほうがよいでしょう。

コンサル業界のデメリットについてまとめた記事をもう1つ載せておきましたので、ぜひご覧ください。

また、これらのメリットデメリットを読んだうえで、それでもコンサル業界を目指したいと考えている方は以下の転職対策に関する記事をご覧ください。

また、コンサル業界を本気で目指す方にはエージェントに登録することをお勧めします。

おすすめは、コンサルスキル養成所として話題をよんでいる『STRATEGY:BOOTCAMPやコンサル業界専門の転職エージェント『アンテロープです。

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文:Agenda編集部