EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングの特徴と新卒難易度

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングの特徴と新卒難易度

4大会計事務所の1つであるアーンスト・アンド・ヤング(EY)

そんなEYの日本におけるメンバーファームで、アドバイザリーサービス部門を担っているEYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社(EYアドバイザリー)の秘密に迫ります。

以上の3部門が集約したことにより、豊富な業務経験を有するプロフェッショナルがさらに連携を深め、クライアントに最先端かつグローバルな視点からのサービスを提供できるようになりました。

目次

EYアドバイザリーの強み

ローカルとグローバル、両輪の知見

国内に展開するEY Japanグループのネットワークと知識を活用し、ロケーション運用に寄り添った日本ならではの支援を可能としています。

また、グローバル施策展開においては世界150ヵ国にまたがるEY Globalネットワークと豊富な知見を活用した支援も可能としています。

各組織の現場に合わせた課題解決型アプローチ

EYアドバイザリーでは特定のルール・制度や既存ツールの当てはめではなく、マネジメントの視点で課題にアプローチしています。クライアントの課題に応じて、適切な解決策を提案・支援しています。

現場に寄り添ったプロジェクト管理

現場担当者とのコミュニケーションを通じて現場に参加しているため、実態把握をベースとした提案を可能としています。現場に参加することで、現場との心理的・物理的乖離の発生を抑制でき、バランスがとれた支援を行えます。

担当者に寄り添ったプロジェクト管理

現場担当者とのコミュニケーションをベースとしてプロジェクトを推進しています。そのためプロジェクト推進の課題や現場担当者のタスクについて、柔軟な対応を行えます。

ジャンルの枠を超えたプロジェクト

戦略と実務の双方での視点を持ち、各分野の豊富な経験を有するメンバーが1チームとなり、支援することが可能です。アシュアランス、税務、トランザクション、アドバイザリーサービスなどEYの総力を挙げて支援し、サービスの品質を確保することが可能です。

EYアドバイザリーのプロジェクト事例

 

内部MTG

インダストリー

自動車・運輸、銀行・証券、消費・小売、政府・公共事業、ヘルスケア、保険、ライフサイエンス、メディア・エンターテインメント、パワー&ユーティリティ、不動産・建設・ホスピタリティ、総合商社、テクノロジー、通信業、ウェルス&アセットマネジメント、製造業・重工業・化学産業

ケイパビリティ

保険数理サービス、サイバーセキュリティ、金融サービス・リスク・マネジメント、内部監査・内部統制、テクノロジーリスク、リスクトランスフォーメーション、カスタマー、ファイナンス、ストラテジー、サプライチェーン&オペレーションズ、テクノロジー、ピープル・アドバイザリー・サービス

EYアドバイザリーの役職と年収

スタッフ:約450~650万円
シニア:約550~800万円
マネージャー:約700~950万円
シニアマネージャー:約900~1,200万円
パートナー/プリンシパル/エグゼクティブディレクター:約1,500万円~

>>コンサル業界の年収ランキング

EYアドバイザリーのキャリアパス

スタッフ/シニア

担当業務での高品質なアウトプットを求められ、担当業務に責任を持ちます。またプロジェクトチームの一員として、チームとの連携も求められます。

マネージャー/シニアマネージャー

顧客サービスの現場責任者やプロジェクトの全体統括、サービスの品質管理を担います。またチームの一員として、若手の育成を任せられます。

パートナー/プリンシパル/エグゼクティブディレクター

組織収益責任や顧客サービスへの最終責任者を担います。またチームの一員としてチームの組成と育成が任せられます。

EYアドバイザリーの研修制度

 

社内MTGカジュアル

EYアドバイザリーは『EYU』(EY and you)というグローバル共通のフレームワークに基づいて、一貫したキャリア形成の支援を行い、グローバルに活躍できる人材の育成を行っています。

『EYU』は「Learning」「Experiences」「Coaching」の3つから成り立っています。

Learning

入社時研修や専門知識研修など自身の経験とキャリアプランを基に、豊富な研修制度プログラムから目的にあった研修を受講できます。

Experiences

個人の志向や成長に合わせてロードマップを作成し、プロジェクトにアサインが行われ、業務経験を積んでいきます。

Coaching

経験豊かなカウンセラーからのフィードバックや業務を直接指導するフィードバックプロバイダーからのアドバイスなど、多面的なフィードバックを受けられます。成長モニタリングやフィードバックを適時適切に受けることで、プロフェッショナルとして成長していきます。

 

EYアドバイザリーの代表的出身者

田上純氏

中央大学大学院卒業後、富士通総研に入社。その後EYアドバイザリー、BCGを経てTRYFUNDSに入社。主にM&A、事業戦略、経営管理、コスト削減などのコンサルティング業務に従事。

EYアドバイザリーに転職するには

 

コンサルタント転職対策

EYでは「Building a better working world(より良い社会の構築)」を企業理念に掲げ、クライアントへの支援を通して、より良い社会を築くことを目標としています。

EYアドバイザリーでは個人の力やチームの力を活かし、常に複雑な難題を解決できることが求められます。

・多様性のあるリーダーシップでチームを率いる意欲
・プロフェッショナルとして専門性を高める意欲
・国際的で自身とは異なるバックグラウンドを持つ個性が豊かなメンバーとのコミュニケーション能力
・プロジェクトがどんな逆境でも打開できる執念や推進力

以上の能力を高めることがEYアドバイザリー転職への近道になりそうです。

>>【コンサル業界の志望動機】を解説

EYアドバイザリーのまとめ

いかがでしたでしょうか。EYアドバイザリーは4大会計事務所のEYのメンバーとしてあらゆる企業から信頼を得ています。

在籍年数やボーナスによっては年収が1千万を超えます。EYアドバイザリーに転職したい場合は、まずは転職エージェントに問い合わせてみましょう。

誰にでもおすすめできるのが、国内最大級のネットワークで信頼性の高いリクルートエージェント

あなたが20代の場合はネオキャリア第二新卒エージェントneoなども良いでしょう。

フリーランス向け月額100万円以上のコンサル案件紹介サービスで実績を作ってから転職活動をするという戦略で成功している方もいます。

大切なことはまずは行動をしてみることであるため、自分にあったサービスを探してみてください。

文:Agenda編集部

EYアドバイザリーの新卒入社難易度歴史やプロジェクト事例、気になる年収水準や教育制度などを確認していきましょう。

EYアドバイザリーの新卒入社の難易度について

EYアドバイザリーの新卒採用は例年100名~200名となっており、ほかのBIG4の総合コンサルと比べて少ない人数であるため、採用人数だけ見た場合はそこまで少なくはありません。 国内の採用実績校は、東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学慶應義塾大学、早稲田大学、国際基督教大学ということで、高学歴でなければ難しいかもしれません。(マイナビ2022より)

EYアドバイザリーの歴史/沿革

 

EYは1989年に英国でアーンスト・アンド・ウイニーとアーサー・ヤングが合併し、誕生しました。

EYアドバイザリーはEYジャパンのメンバーファームとして2017年に以下の3部門により誕生しました。

・新日本有限責任監査法人のアドバイザリー事業
・EYアドバイザリー株式会社
・EYフィナンシャル・サービス・アドバイザリー株式会社

以上の3部門が集約したことにより、豊富な業務経験を有するプロフェッショナルがさらに連携を深め、クライアントに最先端かつグローバルな視点からのサービスを提供できるようになりました。

EYアドバイザリーの強み

ローカルとグローバル、両輪の知見

国内に展開するEY Japanグループのネットワークと知識を活用し、ロケーション運用に寄り添った日本ならではの支援を可能としています。

また、グローバル施策展開においては世界150ヵ国にまたがるEY Globalネットワークと豊富な知見を活用した支援も可能としています。

各組織の現場に合わせた課題解決型アプローチ

EYアドバイザリーでは特定のルール・制度や既存ツールの当てはめではなく、マネジメントの視点で課題にアプローチしています。クライアントの課題に応じて、適切な解決策を提案・支援しています。

現場に寄り添ったプロジェクト管理

現場担当者とのコミュニケーションを通じて現場に参加しているため、実態把握をベースとした提案を可能としています。現場に参加することで、現場との心理的・物理的乖離の発生を抑制でき、バランスがとれた支援を行えます。

担当者に寄り添ったプロジェクト管理

現場担当者とのコミュニケーションをベースとしてプロジェクトを推進しています。そのためプロジェクト推進の課題や現場担当者のタスクについて、柔軟な対応を行えます。

ジャンルの枠を超えたプロジェクト

戦略と実務の双方での視点を持ち、各分野の豊富な経験を有するメンバーが1チームとなり、支援することが可能です。アシュアランス、税務、トランザクション、アドバイザリーサービスなどEYの総力を挙げて支援し、サービスの品質を確保することが可能です。

EYアドバイザリーのプロジェクト事例

 

内部MTG

インダストリー

自動車・運輸、銀行・証券、消費・小売、政府・公共事業、ヘルスケア、保険、ライフサイエンス、メディア・エンターテインメント、パワー&ユーティリティ、不動産・建設・ホスピタリティ、総合商社、テクノロジー、通信業、ウェルス&アセットマネジメント、製造業・重工業・化学産業

ケイパビリティ

保険数理サービス、サイバーセキュリティ、金融サービス・リスク・マネジメント、内部監査・内部統制、テクノロジーリスク、リスクトランスフォーメーション、カスタマー、ファイナンス、ストラテジー、サプライチェーン&オペレーションズ、テクノロジー、ピープル・アドバイザリー・サービス

EYアドバイザリーの役職と年収

スタッフ:約450~650万円
シニア:約550~800万円
マネージャー:約700~950万円
シニアマネージャー:約900~1,200万円
パートナー/プリンシパル/エグゼクティブディレクター:約1,500万円~

>>コンサル業界の年収ランキング

EYアドバイザリーのキャリアパス

スタッフ/シニア

担当業務での高品質なアウトプットを求められ、担当業務に責任を持ちます。またプロジェクトチームの一員として、チームとの連携も求められます。

マネージャー/シニアマネージャー

顧客サービスの現場責任者やプロジェクトの全体統括、サービスの品質管理を担います。またチームの一員として、若手の育成を任せられます。

パートナー/プリンシパル/エグゼクティブディレクター

組織収益責任や顧客サービスへの最終責任者を担います。またチームの一員としてチームの組成と育成が任せられます。

EYアドバイザリーの研修制度

 

社内MTGカジュアル

EYアドバイザリーは『EYU』(EY and you)というグローバル共通のフレームワークに基づいて、一貫したキャリア形成の支援を行い、グローバルに活躍できる人材の育成を行っています。

『EYU』は「Learning」「Experiences」「Coaching」の3つから成り立っています。

Learning

入社時研修や専門知識研修など自身の経験とキャリアプランを基に、豊富な研修制度プログラムから目的にあった研修を受講できます。

Experiences

個人の志向や成長に合わせてロードマップを作成し、プロジェクトにアサインが行われ、業務経験を積んでいきます。

Coaching

経験豊かなカウンセラーからのフィードバックや業務を直接指導するフィードバックプロバイダーからのアドバイスなど、多面的なフィードバックを受けられます。成長モニタリングやフィードバックを適時適切に受けることで、プロフェッショナルとして成長していきます。

 

EYアドバイザリーの代表的出身者

田上純氏

中央大学大学院卒業後、富士通総研に入社。その後EYアドバイザリー、BCGを経てTRYFUNDSに入社。主にM&A、事業戦略、経営管理、コスト削減などのコンサルティング業務に従事。

EYアドバイザリーに転職するには

 

コンサルタント転職対策

EYでは「Building a better working world(より良い社会の構築)」を企業理念に掲げ、クライアントへの支援を通して、より良い社会を築くことを目標としています。

EYアドバイザリーでは個人の力やチームの力を活かし、常に複雑な難題を解決できることが求められます。

・多様性のあるリーダーシップでチームを率いる意欲
・プロフェッショナルとして専門性を高める意欲
・国際的で自身とは異なるバックグラウンドを持つ個性が豊かなメンバーとのコミュニケーション能力
・プロジェクトがどんな逆境でも打開できる執念や推進力

以上の能力を高めることがEYアドバイザリー転職への近道になりそうです。

>>【コンサル業界の志望動機】を解説

EYアドバイザリーのまとめ

いかがでしたでしょうか。EYアドバイザリーは4大会計事務所のEYのメンバーとしてあらゆる企業から信頼を得ています。

在籍年数やボーナスによっては年収が1千万を超えます。EYアドバイザリーに転職したい場合は、まずは転職エージェントに問い合わせてみましょう。

誰にでもおすすめできるのが、国内最大級のネットワークで信頼性の高いリクルートエージェント

あなたが20代の場合はネオキャリア第二新卒エージェントneoなども良いでしょう。

フリーランス向け月額100万円以上のコンサル案件紹介サービスで実績を作ってから転職活動をするという戦略で成功している方もいます。

大切なことはまずは行動をしてみることであるため、自分にあったサービスを探してみてください。

文:Agenda編集部