一般的な企業であれば、あまり聞き覚えがないパートナーやディレクターという役職がコンサル業界にはあります。
パートナーやディレクターは、一般的な企業でいうと役員クラスと言われていますが、実際は、どのような役職なのでしょうか。
そこで、今回は、パートナー・ディレクターはどのような役職や仕事内容なのか、年収、求められる能力とともに紹介します。
コンサルのパートナー・ディレクターとは?
パートナー・ディレクターは、コンサルタントの役職として、最高位の役職で、役員相当の職位なります。
コンサルティングファームによって、パートナーと呼ぶファームやディレクターと呼ぶファームがあり、その他にもプリンシパルやヴァイスプレジデントなどの呼び方があります。
パートナー・ディレクターは、目指したら簡単になれるというわけでは無く、ただでさえ限られたコンサルタントしかなれないマネージャーの中から、さらに一握りのコンサルタントしかなれない役職となります。
パートナー・ディレクターの仕事内容とは?
パートナー・ディレクターは、コンサルティングファームの共同経営者として、ファームの営業や経営の役割を担います。
具体的には、案件獲得やセミナーの開催、書籍の出版などのファームの営業やファームのマネジメント、プロジェクトの最高責任者など経営関わる役割を担います。
パートナー・ディレクターに必要な能力とは?
パートナー・ディレクターに必要な能力は、コンサルタントとして基本的なスキルはもちろんのこと、クライアントと接する機会が増えるため、各業界の専門知識も求められます。
また、ファームの共同経営者として、ファームの利益をいかに増やすか、経営者としての知識や判断力が求められます。
パートナー・ディレクターの年次
パートナー・ディレクターの年次は、コンサル歴10年以上とされていますが、コンサル歴が長いだけで、パートナー・ディレクターになれるわけではなく、実力やタイミング、適性があるかどうかなど様々な条件を満たしたコンサルタントだけがなることができます。
パートナー・ディレクターの年収
パートナーの年収は、2,000万円を超えます。また、トップコンサルであれば、3,000万円、5,000万円と数千万円の報酬を得ているコンサルタントもいます。
パートナー・ディレクターは、経営者の役割も担っているため、他の役職と比べ、責任が重い立場ですが、自身がファームに大きな利益をもたらせば、年収もその分増えていくので、とてもやりがいのある役職となっています。
パートナー・ディレクターに転職・昇進するためには
パートナー・ディレクターに転職するには、コンサルティング業界での経験が豊富または、マネジメントや経営の経験がある方が応募対象としているコンサルティングファームが多いです。
また、マネージャーからパートナーに昇進するためには、前述した通り、セールス力・営業力が必要になるのと同時に、経営スキルが必要になります。
コンサルタントの営業のコツを知りたい方は以下を参照してください。
パートナー・ディレクターに転職するには
パートナー・ディレクターに転職するなら、転職エージェントに登録することをおすすめします。
転職エージェントは、転職に必要な準備であったり、選考の対策、転職後のサポートなど転職活動中の強い味方になってくれます。
転職エージェントでは、パートナーやディレクターなどハイクラス転職の求人も扱っています。
もし、パートナーやディレクターに転職したいと少しでも考えているなら、すぐに転職エージェントに登録することをおすすめします。
転職する際は、早め早めの行動が重要になります。
おすすめの転職エージェントは、ムービンとコンコードです。
ムービンは、コンサルタント専門の転職エージェントで、コンサル業界への転職実績は、業界トップクラスです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、パートナー・ディレクターについて紹介してきました。
パートナー・ディレクターは、本当に限られたコンサルタントしかなることができませんが、パートナー・ディレクターしか感じることができないやりがいや大変さ、経験をすることができます。
簡単な道ではありませんが、パートナー・ディレクターを1つの目標としてみてはいかがでしょうか。
文:Agende編集部