博報堂コンサルティングとは?口コミ・年収について

博報堂コンサルティングとは?口コミ・年収について

博報堂コンサルティング

博報堂コンサルティングをご存じでしょうか?2011年に創業されたコンサルティングファームです。もともとは、1999年に博報堂内にブランド戦略構築を支援するコンサルティング業務を担う組織として設立され、その後M&Aや海外進出に伴う事業戦略支援などを担当する部門と統合して会社として独立しました。

ブランドマーケティングやブランドマネジメントなどに強みのある会社です。

この記事では博報堂コンサルティングについて調べていきましょう。

博報堂コンサルティングの特色

ブランドマーケティング


マーケティングのためには顧客視点で市場を理解し、どのような競合と比較されるのかを理解しておくことが必要です。
博報堂コンサルティングは、博報堂のもつ生活者発想などの強みを生かして、顧客視点でのマーケティング戦略の策定から実行までをサポートしています。

マーケティング業務・プロセス設計

博報堂コンサルティングではマーケティングの企画や計画をサポートするだけではなく、実際に実行する組織や業務・プロセスの設計を支援しています。

組織やプロセスの設計はマーケティング計画以上に重要であるといえるでしょう。

今後の変革に対応していける先端分野を取り入れた戦略を実現するための組織設計を行っています。

ブランドコミュニケーション

ブランドの価値を顧客、取引先や社会などの外部、そして従業員に伝えて、ブランドを浸透させていく取り組みを企画、設計して実行までサポートしています。

日本企業のアジア進出支援

東南アジア
中国やASEAN各国でのブランド展開や事業を再考する企業の支援を行っています。現地に精通し、かつ、各国の状況を「横比較」することができるパートナーとして博報堂コンサルティングアジアが支援しています。

また、グローバル展開するサービスの日本市場への参入の支援も行っています。

日本市場に関する理解はもちろん、各国の市場の違いをベンチマークし、日本仕様に修正することが重要になってきます。

おすすめ書籍

博報堂コンサルティングのブランディングコンサルを学びたい人はこちらの書籍がお勧めです。

年収

年収
口コミサイトによると、博報堂コンサルティングで早く昇進し、30代前半でマネージャーになることができれば、年収は1000万前後の見込みです。
しかし、実力により年収の幅は広く、年齢に関係なく実力主義でそれに応じた年収が決まっているようです。

年収事例

中途3年目 30代   年収600万円
中途3年目 30代   年収800万円
中途5年目 30代   年収980万円

給与体系としては、6ランクに分かれており、給与ランクと、業績により年収が決まります。
賞与はプロジェクトの売り上げにより大きく変動します。

ブランディングコンサルに本気で取り組みたい人には素晴らしい環境でしょう。

口コミ情報

メリット・デメリット

博報堂コンサルティングのプラス評価

マーケティング・ブランディングコンサルに関わるやりがいのある案件が多い

裁量労働制だがテレワーク中心でワークライフバランスが保たれている

社内の風通しもよく、意見が言いやすい風土がある

総じてプラス評価の口コミが多くみられました。ブランド作りのプロフェッショナルとして独自の地位を築いており、また博報堂のチャネルを活用できる強みを持っていることなどが挙げられます。

ワークライフバランスに関するプラス意見が多く、土日しっかり休み、出社時間をフレキシブルに調整でき、オンとオフのバランスをしっかり保つことができるようです。

口コミ事例 (30代 中途入社)

育休取得や、子供がいる社員への配慮があり、女性が働きやすい環境である。コンサルティングファームにしては珍しく、約半数が女性コンサルタントで構成されている。自然発生的に女性間での相談会が行われ、支えあっている環境が垣間見れる。

口コミ事例 (20代 中途入社)

マーケティングやブランディングの専門家として様々な企業のプロジェクトに携わることができ面白い。また、クライアントからの評価が若手メンバーに直接伝わってくる多恵、やりがいを感じる。ブランドマーケティングという特性上、クライアントを巻き込むことが多く、反応を自分の肌で感じられるためモチベーションが上がる。

博報堂コンサルティングのマイナス評価

ワークライフバランスを確保するのが難しい

人に案件が紐づいてしまっている

評価制度が曖昧

ブランドマーケティングに特化した会社ということでブランディングやマーケティングについてキャリアを築いていきたい人にはお勧めでしょう。また女性社員が多く、女性が働きやすい環境であるともいます。
しかし、コンサルティングという業務はやはりどうしても忙しくなってしまうことが多いため、長時間労働が必要になる場面もあるようです。

転職難易度

少数精鋭で優秀な中途入社も多く採用しているので転職難易度は中程度でしょう。

しかし採用人数が少ないため、中途入社する場合はしっかりブランドやマーケティングに関する知識があった方がよいでしょう。

また、やはりコンサルティングファームへ転職するには、論理的思考やケース面接などしっかりと対策しておきましょう。

博報堂コンサルティングへ転職するには

コンサル業界の転職にはアクシスコンサルティングがお勧めです。
コンサルティング業界に特化しているため、求人が豊富でサポートも非常に手厚いです。

今すぐの転職は考えていなくても、まずは登録しておいて損はないでしょう。

また、現在コンサルタントとして働いている人で、今いるファームがきつすぎる、転職したいという方はフリーコンサルタントになるというのも考えてみてはいかがでしょうか?

フリーコンサルタントとして働くにはフリーコンサル.jpがお勧めです。
元請からの直案件が多く高単価で、低稼働で副業から始めやすい案件が多くあります。

フリーになるとファームにいるときよりも稼げるようになるコンサルタントが多くいます。
筆者もその一人ですので、体験談が気になる方はこちらの記事もご覧ください。

文責:Agenda編集部