2019年の年末に新型コロナウイルスが見つかってから、世界中に広がるパンデミックとなりました。日本国内でも感染者が毎日出る状況で、2021年6月現在、多くのコンサルティングファームでは基本的にフルリモートとなり、採用においても最終面談までリモートのまま進むことも多くなってきました。外出するのが難しくなり、今後の先行きが不透明になった今、転職を躊躇する気持ちもあると思います。
しかし、このコロナ禍こそコンサルへ転職して年収をアップさせるチャンスです。この記事ではコロナ禍こそコンサル転職がおすすめな理由4つを紹介します。
1. コンサル業界の採用ニーズが高まっている
コロナで大きく企業活動の変化を迫られている企業が多くあります。それに対応する案件を受けることができるファームは、コンサルタントの稼働率が上がり、新規の積極採用のニーズが高まっています。特にデジタル推進に関するものでは、多くの企業でリモートワーク、オンライン化に伴うセキュリティ対応などでニーズが高まっており、さらにリモートワーク化に伴う人事戦略の改定などもニーズが高くなっています。コロナによる業績不振のため大幅なコストカットが急務となっている企業もあるでしょう。この場合、コスト削減案件なども考えられます。
当然採用においては、コンサルタントの稼働率が高く、各ファームの採用ニーズが高まっている時のほうが転職しやすいので、この時期はおすすめです。
2. リモートでの転職活動がしやすい
通常の転職活動では転職先の企業の面接に赴くなどで移動時間や面接時間を確保するのが難しくなかなか進まないものです。現業を続けながら、これだけの転職活動の時間を確保するのがネックになるでしょう。しかし、現状コンサルティングファームでは中途採用もリモート面接を行っている企業がほとんどで、最終面接まですべてリモートで行う場合も少なくはありません。リモート面接の場合、コンサルティングファーム側も自分側もお互いの時間の都合を合わせやすいやすいので、応募してから短期で面接を進めることができます。また、移動時間を削減することができるため、複数企業を受けることも以前よりは容易でしょう。リモートでの面接が当たり前に行われるのがいつまで続くかわからないので、リモートですべてを済ませられる今のうちに転職してしまうのもよいでしょう。
3. ケース面接などの対策ができる
コンサルティングファームの採用面接で必ず聞かれるのがケース面接です。ケース面接では「全国に自販機は何台あるか？」などすぐには答えるのが難しいような問いに対して、その場で分析して仮説を立てて答えを導くまでのプロセスを話すのですが、ある程度対応の準備をしておかないと難しいでしょう。現業を続けながら、企業情報を調べ、面接対策を行う転職活動では、ケース面接の対策をする時間を確保するのが難しいのですが、このコロナ禍においては在宅時間が増えている方も多いので、十分に準備しておく時間も確保できるのではないでしょうか。
4. 副業コンサルで実績を積んでから転職できる時間がある
コンサルティングファームでの採用ニーズが高まっているとはいえ、各ファームも全くの未経験者の採用よりも、企画や業務改善経験のある方・シニアコンサルタント以上になれるコンサル業務経験者の採用を優先させています。未経験でもコンサルティングファームへの転職は可能でしょうが、やはり業務経験があるほうが望ましいです。
そこで、コロナ禍においてリモートワークが増え、周りとの付き合いも減って在宅で自由な時間が増えている方も多いのではないでしょうか？フリーコンサルタントと言って、コンサルタント業務をフリーで行う人に案件を紹介できるサイトがあります。こういった副業コンサルタントは、経験がなくても、エージェント側でこれまでのスキルや経験をもとに、アサインできそうな案件を提案してくれるので、コンサルティングファーム敬虔さではなくてもコンサル業務を始めることができます。こういったサービスを利用することで、副業コンサルタントの経験を積んでから大手コンサルティングファームへの転職を狙うのも手でしょう。
副業でフリーのコンサルタントとして仕事を受けるためのプラットフォームはいくつかありますが、フリーコンサルタント.jpがお勧めです。筆者もフリーコンサルタントで副業コンサルタントを始めて今は副業月収100万以上稼ぐことができています。
筆者の経験については以下の記事をご覧ください。
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まずはこれまでのキャリアを記入し、面談してみると自分がどういった案件ならできそうなのかわかると思います。
すぐ転職する必要はない
いま務めている会社がコロナで大打撃を受けており、この先が心配…。また、コンサルティング業界に興味がある、コロナで空いた時間をつかってスキルアップしたい、などの場合、まずは転職エージェントに登録して、自分のスキルとキャリアを棚卸してみるのが良いでしょう。自分にあった求人情報を探すことで、自分の目指したいキャリアや企業が見えてくるでしょう。
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文責：agenda編集部