コンサルから転職・ポストコンサルのキャリア形成の6パターン

コンサルから転職・ポストコンサルのキャリア形成の6パターン

人材市場において、とても人気があるのがポストコンサル人材(コンサルティングファーム経験者)です。

ポストコンサルには、様々な業界のハイポジションの求人があり、多くの選択肢があります。

では、実際に、ポストコンサルにはどのような選択肢があるのか、コンサルから転職・ポストコンサルの主なキャリア形成のパターンを紹介します。

また、この記事を読んでコンサル業界に転職してみたい、はたまたコンサルタントから他業界へ転職してみたいという方は、転職・就職エージェントに1度相談してみてください。

おすすめの転職エージェントは、コンサルスキル養成所として話題をよんでいる「STRATEGY:BOOTCAMP」やコンサル業界専門の転職エージェント「アンテロープ」です。

就職活動や転職活動は1人で行うと情報を集めるのも大変ですし、自分自身の評価も客観的に見ることができず、大変です。

ぜひエージェントの力も借りながら、二人三脚で活動してみてください!

それでは、ポストコンサルのキャリアについてご紹介していきます。

ポストコンサルとは?

ポストコンサルとは、コンサルタント経験がある、また、コンサルティングファーム出身者である元コンサルタントのことです。

ポストコンサルは、コンサル業界で培ったスキルの高さから、あらゆる企業からの需要が高いです。

そのため、ポストコンサルの求人には、あらゆる業種のハイポジションの求人が多く存在しています。

転職先は、主に、出身のコンサルティングファームや経験したプロジェクトに関わる転職先が多い傾向があります。

次では、主にどのようなキャリア形成のパターンがあるのか、6つのパターンを紹介します。

コンサルからの転職・ポストコンサルのキャリア形成パターンその1:PEファンド

1つ目は、PEファンドです。

PEファンドとは、プライベート・エクイティ・ファンド(Private Equity Fund)の略で、未上場企業株式の取得・引き受けなどの投資行為を行うファンドのことです。

個人コンサル

PEファンドは、成長が見込めるにもかかわらず結果が出ない企業に対して、投資を行ったり資金提供や経営に関わったりすることで、企業価値を上げ、最終的に売却を行うことで、リターンを得ていきます。

PEファンドは、自らが株主として、企業の経営に参加でき、企業が成長し、投資に成功すれば、その分のリターンがしっかりともらえるため、人気の転職先となっています。

PEファンドは、戦略コンサルや財務系コンサルの出身者が採用されやすい傾向があります。

コンサルから転職・ポストコンサルのキャリア形成パターンその2:事業会社

2つ目が事業会社です。

事業会社は、ポストコンサルの転職先として、長年人気の転職先となっています。

事業会社が人気の理由は、コンサルタント時代に事業会社のコンサルティングを行なってきているため、ある程度勝手が分かり、また自ら経営に直接関われるからです。

コンサルタント時代でも、企業の経営に関わることはあると思いますが、あくまでクライアントの企業であるため、自身が主導となって経営に関わることはありません。

その点、事業会社であれば、経営に直接関わるようなポジションが用意されていることが多く、自ら会社を動かすことができるというやりがいを感じられるため、事業会社への転職は人気となっています。

転職先の事業会社としては、主に自身がコンサルタント時代に関わってきた業界の事業会社が多く、特に総合商社は事業会社の中でも人気の転職先となっています。

コンサルから転職ポストコンサルのキャリア形成パターンその3:外資系企業

3つ目は、メーカーを中心とした外資系企業です。最近ではGAFAと呼ばれるIT企業への転職事例も増えています。

外資系企業は、外資系コンサル出身者のポストコンサルに、長年人気のある転職先です。

ベンチャー

外資系企業では、主にマーケティングや経営企画、戦略策定などの採用が多いため、働きやすい環境が整っており、外資コンサルが多く転職しています。

また、外資コンサルとの給料が急激に下がることもなく、高年収を維持できるのも外資企業の魅力になります。

コンサルから転職ポストコンサルのキャリア形成パターンその4:投資銀行

4つ目は、投資銀行です。

投資銀行は、主に、大企業のM&Aの仲介や財務戦略や資金調達、株式の売買仲介などの財務・金融面から支援を行っています。

投資銀行は、M&A支援を経験できる点やコンサルと同等、またはコンサル以上の高い年収水準が人気となっています。

また、投資銀行の採用では、20代をメインとしてポテンシャル採用を行う傾向があります。

そのため、数年間コンサルタントを経験してから、投資銀行に転職するというキャリアパスが一般的になりつつあるため、ポストコンサルの転職先として、投資銀行が人気となっています。

コンサルから転職ポストコンサルのキャリア形成パターンその5:コンサルtoコンサル

5つ目は、他のコンサルティングファームです。

コンサルから転職するのに、次もコンサルと思われる方も多いと思いますが、他のコンサルへの転職も人気の転職先となっています。

他のコンサルに転職する理由としては、より専門性を高めたい、働き方を変えたい、より高いポジションにつきたい、まだ出来上がっていないコンサルの立ち上げに参加したいなど様々な理由で、他のコンサルへの転職を選ぶポストコンサルが増えています。

コンサルから転職ポストコンサルのキャリア形成パターンその6:起業する

6つ目は、起業するです。

コンサルタントになった方のなかには、初めから起業するつもりで、経営の経験や知識を深めるために、コンサルタントになったという方も少なくはないと思います。

そのため、ポストコンサルが次のキャリアとして、起業するという選択肢を選ぶ方も多くなってきています。

資格勉強

起業すれば、自身で経営の意思決定を持つことができ、事業を成功させれば、コンサルタントで得られる収入より何倍も多い収入を手に入れることも可能となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、コンサルからの転職・ポストコンサルのキャリア形成のパターンを紹介しました。

ポストコンサルのキャリア形成の主なパターンとして、PEファンド、事業会社、外資系企業、投資銀行、コンサルtoコンサル、起業するの6つのパターンを紹介しました。

ポストコンサルは、人材市場で様々な業界から評価をされ、高い需要があります。

転職することで、新たな成功を収めている方も多くいるため、コンサルタントの次のキャリアとして、上記で紹介したキャリアを考えてみてはいかがでしょうか。

本格的に転職活動をしてみようという方は、転職エージェントを利用してはいかがでしょうか。

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文:Agenda編集部