高年収で人気のコンサルタント。名前は知っていても、どうしたらなれるのか、なるためには何をすれば良いのか疑問に思う人は多いと思います。
そこで今回は、コンサルタントになるためにすることを5つのステップという形で紹介します。
その他にも選考対策に関する記事を載せておきますので、あわせてご覧ください。
コンサルタントとは?どうしたらなれる?
コンサルタントとは、企業の課題を見つけ、解決のための助言やサポートを行う職業となっています。
コンサルタントは、いかにクライアントに儲けさせるか、より良い企業にさせるか、そのためのコンサルティング能力が求められます。
コンサルタントには、コンサルティングファームに所属またはフリーランスでコンサルタントをすることでなることができます。
コンサルタント自体には、特に資格は必要ないため、誰でもなることはできます。
しかし、コンサルティング会社に所属する際は、入社するために一定の能力が求められます。
また、フリーランスでコンサルタントをする際には、実績がなくても資格があれば、クライアントの信頼度は高まります。
それでは実際に、どんな手順でコンサルタントへの道をたどるのか、紹介します。
ステップ1:どの業種のコンサルタントを目指すのか?
一口にコンサルタントと言っても、様々な業種のコンサルティングを行うコンサルタントがいます。
主に、
- 企業の経営戦略の面から、経営課題解決の助言をする戦略系コンサルティング
- 経営全般の経営課題に対して助言をする総合系コンサルティング
- ITを活用し、戦略やシステムについて助言をするIT系コンサルティング
- コンサルだけでなく、調査・リサーチを行うシンクタンク系コンサルティング
- M&Aなどの財務に関することに助言をする財務系コンサルティング
などがあります。
これらの業種から自身が持っている能力や自身の向いている業種を確認し、なりたい業種のコンサルタントを決めます。
ステップ2:転職エージェントに登録する
コンサルティング会社に、転職するなら、転職エージェントに登録することをおすすめします。
コンサルタントになるための第一歩は、何と言っても転職エージェントに相談することです。
コンサル業界に入るためにおすすめの転職エージェントは、コンサルスキル養成所として話題をよんでいる『STRATEGY:BOOTCAMP』やコンサル業界専門の転職エージェント『アンテロープ』です。
また他にも、国内最大級のネットワークで信頼性の高いリクルートエージェントや20代の方におすすめのネオキャリア第二新卒エージェントneoなども良いでしょう。
フリーランス向け月額100万円以上のコンサル案件紹介サービスで実績を作ってから転職活動をするという戦略で成功している方もいます。
就職活動や転職活動は1人で行うと情報を集めるのも大変ですし、自分自身の評価も客観的に見ることができず、大変です。
大切なことはまずは行動をしてみることであるため、自分にあったサービスを探して、エージェントの力も借りながら、二人三脚で活動してみてください!
目指すコンサルティングファーム別におすすめの転職エージェントを紹介した記事があるので、転職エージェント選びの参考にしてください。
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ステップ3:キャリアコンサルタントとのカウンセリング
登録を終えると、まずはキャリアコンサルタントとのカウンセリングが行われます。
キャリアコンサルタントは、業界・業種経験者が担当することが多く、業界の最新情報を提供してもらえます。
カウンセリングでは、経歴や経験など、これまでのキャリアや現在の考え、将来のビジョンなどをキャリアコンサルタントと共有します。
また、最新の業界事情や過去の転職事例、希望する業種やポジションの情報などを提供してもらえます。
ステップ4:希望の業種やポジションの確認
カウンセリングを通して、自身が希望する業種やポジションをカウンセリングに伝えます。
ここで、自身の考えをしっかり伝えなければ、キャリアコンサルタントとの方向性がぶれ、転職後に失敗だったと後悔しかねません。
キャリアコンサルタントとの方向性を一致させ、希望する業種やポジションの求人を紹介してもらいましょう。
ステップ5:コンサルティングファームの選考対策をする
コンサルファームの選考には、書類選考や筆記試験、面接などがあります。
書類選考の対策では、ファームの採用ニーズや評価基準を理解した上で、履歴書を書く練習をします。細かな間違いや履歴書の書き方は、キャリアコンサルタントからアドバイスをもらえます。
筆記試験の対策は、各ファームが出題する試験形式の対策をします。試験形式は、ファームのオリジナル試験が多いです。
特にコンサルファームの筆記試験は、とても難しく、筆記試験で落とされる人も少なくありません。そのため、入念な試験対策が必要になります。
試験対策のために、キャリアコンサルタントに、出題傾向や事前準備などのアドバイスをもらいましょう。
面接対策は、転職エージェントに蓄積された面接事例を参考に、希望する企業やポジションごとの対策をします。面接には質疑応答やケース面接などあります。
ケース面接では主に論理的思考能力を見られます。配られた資料を参照しながら、課題を見つけて、解決法を考えていく。このようなコンサルタントの仕事に近い模擬コンサルティングみたいなことをケース面接では行われます。
ケース面接の対策としては、キャリアコンサルタントに似たような問題を出してもらい、質問に対する適切な返しができるようになりましょう。
これらの選考対策をしっかり行うことで、実際の選考ではしっかりと答えられるようになります。練習だからと馬鹿にせず、しっかりと選考対策をしましょう。
番外編:フリーコンサルタントになるには
コンサルタントにはコンサルファームに所属するほかに、フリーランスでコンサルタントをするという方法もあります。
実際にコンサルファームで、ある程度実績や在籍年数を重ねた人が独立という形でフリーランスをするのが一般的です。
しかし、コンサルファームであまり実績が残せてなくても、フリーランスになってから少しずつ実績を積んでいけば、問題ありません。
フリーランスで一番苦労することは、案件の獲得です。コンサルファームにいるときは、与えられるものですが、フリーランスは、自ら獲得しに行かなければ、無収入となってしまいます。
案件獲得には案件紹介サイトに登録することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はコンサルタントになるまでの簡単なステップを紹介しました。
紹介したステップを踏み、実際に選考を受け、合格すればコンサルタントとしてのキャリアが始まります。
楽な仕事ではありませんが、やりがいもあり、高収入でもあるので、とても夢のある仕事です。
コンサルタントを目指すにあたって、紹介したステップを参考にしていただけたら幸いです。
文:Agenda編集部