独立系のコンサルティングファームとして国内最高のブランドを構築しているドリームインキュベータ(DI)。
そんなDIの秘密に迫りましょう。DIの歴史やプロジェクト事例、気になる年収水準や、教育制度などを確認してみましょう。
ドリームインキュベータの歴史・沿革
ドリームインキュベータは2000年にボストン・コンサルティング・グループの日本代表であった堀紘一が創立しました。
資本金4500万円で東京都港区にオフィスを構え、日本で将来的にソニーやホンダを超える会社を100社作ろうという理念の元うまれた会社です。
ドリームインキュベータとほかの外資系戦略コンサルティンググループの違う点は海外ではなくあくまで日本で考えられた優秀なアイデアを軸に日本から海外へ広めていくということです。
また営業をかける相手が大手企業だけではなく、ベンチャー企業から大手企業と幅広く展開し、下の方の企業も救う様な多岐にわたる企業の支援をしています。
ドリームインキュベータは新規事業創出促進法の認定を2000年に受けています。
また、同年に米国のセピエントコーポレーションと株式売買契約を締結しました。
徐々に事業規模を大きくして行き2002年に東京証券取引所マザーズに上場を果たし、2005年に東京証券取引所第1部に上場。
その後、ベトナムや中国上海、シンガポールなどに会社を設立していき事業拡大をしていきました。
そうした中で現在従業員数は493名、売上は109億円の会社となりました。
ドリームインキュベータの強み
ドリームインキュベータは日本で将来的にソニーやホンダを超える会社を100社作ろうのという理念の元に創設された会社です。
大企業だけではなくベンチャー企業に対してもコンサルティングを行います。
それにとどまらずM&A支援や経営戦略のコンサルティング、産業事態を応援する活動もしています。
また海外進出もしていてメディア向けのエンタメなどのジャンルにも貢献しています。
ドリームインキュベータの最大の魅力は一人一人がそれぞれの分野での最高のプロフェッショナルな集団であるという意志を共有し、当事者意識を強く持った中で常に考える環境にいれることです。
1人のビジネスマンとして、人間として成長し続けることが出来るスキルを身につけられ、社会貢献ができる環境でもあります。
ドリームインキュベータの事業事例
海外を拠点とした設立支援の中でトヨタ自動車株式会社のAIやロボティクス研究拠点であるTRIの設立支援をしました。
大手商社や大手メーカーのインフラ輸出の海外市場や制度調査分析、アライアンスなどの交渉マネジメントや政府との政策連携などを執り行ってます。
また、省エネ機器をグローバル展開する為と市場開拓を国内でする為にはどうするかを政策連携や技術設計や国際標準化計画などを行ってます。
分散型エネルギーの供給をする為にはどうすればビジネスになるかの設計、パートナリング戦略を検討するほか、イノベーションを産む研究システムの検討においてビジネス化へのプロデュースや創造戦略を策定しています。
そのほかにも、アセットリクイデーション事業や保険の中のペットに対する保険事業なども従事してます。
ドリームインキュベータの役職と年収
ドリームインキュベータの平均年収は1000万円〜1200万円の間です。
大卒で約5年間働くと1000万円に乗る人が大半です。
役職としては係長で1165万円、課長クラスで1565万円、部長クラスで1950万円程が平均となっています。
ドリームインキュベータは他社と比べても年収は高く、生涯賃金は平均が2億円ですが、ドリームインキュベータは5億円にも達します。
ドリームインキュベータの平均年収は上場企業のなかでも高く70位台をキープ。
また、コンサルティング業種で見ても8位と悪くないでしょう。
ドリームインキュベータのキャリアパス
ドリームインキュベータに入社した後はビジネスプロデューサーから始まります。
最前線の現場に立ちプロジェクトを推進して行きます。
顧客とマンツーマンで対応し、顧客の成長を目指し高い目標の中でマネージャーに指示を受けながら全体を俯瞰し、自ら事業を進める役割です。
ビジネスプロデューサーの後は極めて多様な道をそれぞれ歩みます。
事業投資や海外投資に進む者、マーケットの立ち上げのために顧客と戦略的コンサルティングをする者です。
個人個人の希望に即したうえで多様なキャリアパスが出来ます。
その後はマネージャー・シニアマネージャーにキャリアを進めることになります。
プロジェクトチームの現場リーダーとしてプロジェクトの中心を担う存在です。
チームの目標やゴールを目指した意識を持ち、プロジェクト全体を設計しチームを引っ張りながら顧客やメンバーと共に事業を成功へと導きます。
そこに置いてビジネスプロデューサーを育成したりコーチングする役割も担っています。
最後には執行役員になり、プロジェクトの責任を全ておいます。
顧客の成長を1番に促す存在です。またドリームインキュベータの1番の成長を考えて行動する重要な役割です。
研修制度
研修制度としてはまずビジネスプロデューサーは徹底的に基礎であるコンサルティングの戦略的部分や論理的思考を叩き込まれます。
その中で実際に企業案件に従事する中で様々な基礎的な経験して成長していきます。
ここで基礎となるスキルや経験を得ます。
また、定期的にスキルアップを測る研修プログラムoff-jtやOJTがあります。
それと並行して任意で語学研修もおこなわれます。
ドリームインキュベータ代表的な出身者
清水啓太
あきんどスシロー取締役執行役員、監査法人トーマツを経てドリームインキュベータに入社後、あきんどスシローに務める。
三川剛
トランスコスモス株式会社上席常務執行役員、富士銀行、ボストン・コンサルティング・グループを経てドリームインキュベータの創業に参画します。
その後アドバンテッジ・パートナーズ、アファリスのスタートアップを経てgumiに入ります。
その後執行役員事業戦略事業室長を歴任後にトランスコスモス株式会社にいきます。
伊藤光茂
株式会社Gunosy取締役最高財務責任者CFO、ドリームインキュベータ、ファーストリテイリング、グリー経理税務部長を経てGunosyに参画します。
ドリームインキュベータの主な出版本
自分を変える読書術
学歴ではなく人生は読書術で変わるという名の通り戦略的な本の読み方で目標を達成されるための本です。
学歴は読書で凌駕でき戦略的思考法を考えて作られた本です。
3000億円の事業を生み出すビジネスプロデュース戦略
創業当時からこの目標を戦略において取り組んだ結果を紹介する本です。
「もう一度会いたい」と思われる人になれ!
魅力的な人間になるために自分磨きをするやり方を書いた本です。人脈の大切さを描いた著書です。
ドリームインキュベータに転職するには
4年生大学、大学院を卒業後に企業や官公庁での実務経験があるかたです。
また戦略的コンサルティング経験者、起業経験者、MBA、MS経験者も優遇されます。
高い志を持ち広い視野で何事にも柔軟に対応することが出来る人物が求められています。
また、その他選考対策に関する記事を以下載せておきましたので、ご覧ください。
ドリームインキュベータのまとめ
ドリームインキュベータは独立系コンサルティングファームとして国内で強く信頼される企業です。
年収1,000万円の壁も悠々と超えることができるので、高収入間違いなし。
ドリームインキュベータをはじめ、この記事を読んで、戦略コンサルファームで働くことに興味が湧いた方もいるのではないでしょうか。
戦略ファームの経営コンサルタントになるための第一歩は、転職エージェントに相談することです。
コンサル業界に入るためにおすすめの転職エージェントは、コンサルスキル養成所として話題をよんでいる『STRATEGY:BOOTCAMP』やコンサル業界専門の転職エージェント『アンテロープ』です。
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就職活動や転職活動は1人で行うと情報を集めるのも大変ですし、自分自身の評価も客観的に見ることができず、大変です。
大切なことはまずは行動をしてみることであるため、自分にあったサービスを探して、エージェントの力も借りながら、二人三脚で活動してみてください!
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文:Agenda編集部