注目のベンチャーコンサル10選|AI、マーケティング特化ファームなど業界別に紹介

注目のベンチャーコンサル10選|AI、マーケティング特化ファームなど業界別に紹介

近年、コンサルタントという職業が注目を集めています。同時にマッキンゼーやBCGなど大手のコンサルファームの知名度は上がっています。

しかし、コンサルファームには、大手だけでなく、特定業界に特化したベンチャーコンサルも存在します。

大手ファームとは違い、ベンチャーコンサルの知名度はまだそこまで高くはありません。

そこで、コンサル業界のベンチャーコンサルとはどんな企業なのか、実際にどんな企業が存在するのか、ベンチャーコンサルについて紹介します。

ベンチャーのコンサルティングファームとは

 

チーム

ベンチャーコンサルとは、大手ファームでは実施しにくい案件やより専門的な案件に、強みをもち、少数精鋭でコンサルティングを行うファームのことを言います。

ベンチャーコンサルは、主に大手でコンサルタントとして活躍された方が独立し、設立されることが多いです。

そのため、少人数でも、すでに専門性が高くて特定業界に特化したコンサルティングをするブティックファームとなっているベンチャーコンサルがほとんどです。

今回は特定の分野に特化した企業も大きくベンチャーコンサルとして紹介します。

大手コンサルティングファームとの違い

大手とは違い、少数精鋭でコンサルティングを行うベンチャーは、大手よりも案件に参画できる回数やより重要なポジションを任されることが多くなります。

はやく実績を残したい、はやく責任のあるポジションを任されたいと考えている人には、大手よりもベンチャーの方が魅力的に見えるかもしれません。

人材育成に関しては、ベンチャーよりも大手の方が環境が整っています。大手ですと、しっかり育成に力を入れているため、充実したサポートを受けられます。

ベンチャーですと、ちゃんとした育成の時間が確保されていない傾向にあります。

そのため、未経験でコンサルタントになるなら、大手に入社して、コンサルタントとしての基本を学ぶことをおすすめします。

 

ベンチャーコンサルティングファームの注意点

 

1つ目としては、ベンチャーは少人数なのでチャンスを得やすいです。しかし、少人数であるため一人ひとりの抱える仕事量が多くなりがちです。

せっかくいいチャンスをもらっても、仕事量に押しつぶされ、チャンスを逃してしまうという話もあります。

最初は、無理せず自身ができる範囲で、分からないところは先輩に聞きながら、業務になれていきましょう。

2つ目としては、ベンチャーは高い専門性が特徴であるため、受ける案件も特定の似たような案件が多くなり、幅広い経験をすることができないということです。大手なら幅広く案件を扱っているため、幅広い経験を得られます。

もし、幅広く経験を積みたいと考えているなら、まず大手のコンサルに所属することをおすすめします。

もう3つ目は、大手と比べると経営的不安があり、倒産リスクが高いということです。現在では大手の企業でも倒産することもあります。ベンチャーも例外ではありません。

ベンチャーは、キャリアアップしやすい環境ではあるものの、上記のようなリスクがあることを考慮しなくてはなりません。

次では今注目のベンチャーコンサル10選を紹介します。

 

IT、AI、インターネットに特化した注目のベンチャーコンサル

1.パワーソリューションズ

パワーソリューションは2002年に設立され、企業向けITのラストワンマイルに特化し、業務コンサルティング・システム設計・開発・運用保守までを一気貫通でサポートする企業です。

特に、大手ファームやSlerの範囲外の汎用パッケージやサービス間のデータ連結の自動化など、大手には負けない先端技術を提供しています。

2.ビービット

ビービットは2000年に設立され、インターネットビジネスにおける、ユーザー視点での戦略立案から立ち上げまでコンサルティングサービスを提供するユーザビリティに特化したコンサルティングファームです。

ビービットとは?事業内容・口コミ・年収について

3.グラフ

グラフは2015年に設立され、AIや機械学習の活用、ビッグデータ解析を通じて、クライアントにとって必要な支援や戦略コンサルティングを提供するコンサルファームです。

マーケティングに特化した注目のベンチャーコンサル

4.CS-C

CS-Cは2011年に設立され、Webマーケティングを軸に、ローカルビジネスの課題解決につながるソリューションを展開する企業です。

5.博報堂コンサルティング

博報堂コンサルティングは2001年に設立され、ブランディングとマーケティング領域に特化した戦略コンサルファームです。

博報堂グループが培ってきた生活者発想とコンサルタントが持つ経営戦略のノウハウを融合させ、成長に向けた戦略から核をなる事業活動まで、既存の枠組みを超える新たな戦略を提供しています。

財務に特化した注目のベンチャーコンサル

6.シンプレクス

シンプレクスは1997年に設立され、豊富な金融知識、最新の金融工学、高度なテクノロジーで金融業界に特化したITソリューションサービスを提供する企業です。

業界トップレベルの多数精鋭の金融IT専門家によるきめ細やかなサービスにより、クライアントを成功へと導きます。

 

その他注目のベンチャーコンサル

7.スカイライトコンサルティング

スカイライトは2000年に、アクセンチュア出身の6人から設立されました。主にIT活用から導入支援、新規事業立ち上げ支援などのビジネスコンサルティングを行い、いい未来をクライアントと共に生み出すことを使命としています。

8.シグマクシス

シグマクシスは2008年に設立され、企業のデジタル・トランスフォーメーションを支援するコンサルティングサービスを提供するコンサルファームです。ほかにも新規事業開発、事業投資および運営を行っています。

9.リブ・コンサルティング

リブ・コンサルティングは2012年に設立され、戦略立案だけでなく、現場の活動まで落とし込んだ実行支援まで行うコンサルティングファームです。

立案から実行まで一貫して行うリブ・コンサルティングは、クライアント満足度90%をほこり、業界から信頼を得て、急成長しているコンサルティングファームです。 リブコンサルティングとは?年収や口コミを調査してみた

10.マネジメントソリューションズ

マネジメントソリューションは2005年に設立され、プロジェクトマネジメントに特化した企業です。

マネジメントソリューションズは、企業組織の経営層から現場までを幅広く支援することで、様々な課題を解決するコンサルティングを行っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、特定の業界に特化したベンチャーコンサルについてみてきました。

大手コンサルにも負けない、コンサルティングを提供している企業がたくさんあります。

ベンチャーコンサルは、自身がこれまで蓄えてきた、知識や経験を活かせる場でもあるので、自身の実力を測るためにも、ベンチャーコンサルに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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文:Agenda編集部