コーポレートディレクション(CDI)とは?年収・プロジェクト事例も紹介

コーポレートディレクション(CDI)とは?年収・プロジェクト事例も紹介

ボストンコンサルティンググループ(BCG)から独立して生まれた独立系戦略ファームのコーポレートディレクション(CDI)。この記事ではそんなコーポレートディレクションの秘密に迫ります。歴史やプロジェクト事例、気になる年収、教育制度などを確認してみましょう。

歴史/沿革

株式会社コーポレイトディレクションは1981年にボストン・コンサルティング・グループ在籍のコンサルタント10名により、国内初の独立系経営戦略コンサルティング会社として設立されました。

当時の経営戦略コンサルティング会社はマッキンゼーやボストン・コンサルティング・グループなど外資系企業が強みを発揮していた分野でした。そのような中、日本を中心とする唯一の経営戦略コンサルティング会社として株式会社コーポレイトディレクションは当時の日本企業からはある種の驚きを以って捉えられていました。

社内MTGカジュアル

<年表>
1986年1月 ボストン・コンサルティング・グループ在籍の10名のコンサルタントにより設立
2008年 CDI-China(上海支社)設立
2011年 CDI-Vietnam(ホーチミン支社)、CDI-Thailand(バンコク支社)設立
2012年 CDI-Asia-Pacific(シンガポール支社)設立

コーポレートディレクションの強み

コーポレイトディレクションは設立以来、欧米の合理的経営戦略思考を日本の経営に取り入れることで他社との差別化を図りました。また、他の外資系経営戦略コンサルティング会社にはない特徴として、経営トップ層のみならずミドル層をも巻き込んだ「企業変革の現実化」を掲げています。

トップ層からのトップダウンのみならずミドル層からのボトムアップが必要であり、経営・戦略コンサルタントの真の役割はトップの考えとミドルの考え、トップの行動とミドルの行動とを合致させる触媒として機能することの重要性からきています。

ドキュメント

他にも、長期にわたってクライアント企業に入り込み、戦略の実行に向けての支援を行う「長期的なコミットメント」も強みの一つです。

プロジェクト事例

コーポレイトディレクションの業務は多種にわたります。

業種別では「金融、自動車、IT・情報発信、メディア、エネルギー、素材、化学、エレクトロニクス、ヘルスケア・ライフサイエンス、医療・看護・福祉、食品、消費財、流通・小売、サービス、不動産、建築、運輸」、分野別では「戦略・事業戦略、新規事業、営業・マーケティング、R&D・イノベーション、オペレーション、組織・人事、ベンチャー支援、M&A・PMI、海外コンサルティング」と多くの分野が存在します。

海外コンサルティングの分野でプロジェクト事例

内部MTG

・産業機械メーカーの事業売却支援(アメリカ)
・輸送機器メーカーの新規事業開発支援(マレーシア、インドネシア、タイ)
・高級消費財メーカーの現地法人ターンアラウンド支援(タイ)
・製薬メーカーのJV交渉・設立支援(中国)
・物流業者の国営企業との提携支援(ベトナム)

役職と年収

・主任(Associate) 調査、分析とそこからの生産抽出
・副査(Consultant) ワンパートのマネジメント
・主査(Manager) ケース、マネジメント
・プリンシパル(Principal) クライアント、リレーション、ケース、マネジメント
・パートナー(Partner) CDIの経営、新規ケース獲得、クライアント、リレーション

想定給与

コンサルティング業界

・年棒500万円以上
(想定年収:500万円~1200万円)
報酬は年俸制で、固定給部分と変動給部分とから成ります。変動給部分は、その年度のファームの業績と各スタッフの評価の二つの要素で決まります。昇格するにつれて年俸に占める変動給部分の比率が高くなります。

キャリアパス/研修制度

研修

新卒入社はまず、主任からスタートです。主任の期間というのは、調査や分析を中心としたコンサルタントの基本的動作を学ぶ期間です。基本的には入社後2年で副査へと昇進しますが、その昇格スピードは本人の実力によって異なる場合も多いです。また、中途採用によって採用された場合は今までの経験や実力などによって入社時に役職が決まります。上に挙げた通り、役職は5つ存在します。

代表的な出身者

富山 和彦氏 株式会社経営共創基盤 代表取締役CEO
中神 康議氏 みさき投資株式会社 代表取締役
各務 茂夫氏 産学連携本部教授・事業推進部長
谷井 剛氏 株式会社フォーバルテレコム 代表取締役社長

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転職するには!?

<募集職種>
・経営戦略コンサルタント
・PT担当コンサルタント
コーポレイトディレクションは通年採用を行っていますが、狭き門と言われています。「CDIのコンサルティングは、企業・組織が新しい時代を切り拓くためのフロンティアの課題に創造的に挑むこと、つまり「誰もやったことがない仕事」を目指します。世の中の他のコンサルティング会社とは、求めているものの性格が違うため、時代のフロンティア(前線、周縁、辺境)に挑むコンサルティングの旅への「参加」者を探しています。」とコーポレイトディレクションのwebサイトで石井光太郎代表パートナーが求める人材について述べています。

コーポレートディレクションのまとめ

いかがでしたでしょうか。CDIは独立系のコンサルティングファームとして世界を舞台にプロジェクトを展開する企業です。優秀な人材に囲まれながら成長環境に身を置き、高収入も間違いなし。コーポレートディレクションに転職したい場合は、まずは転職エージェントに問い合わせてみましょう。

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文:コンサルAgenda編集部