コンサルのインターン、新卒就活で人気の企業・ファームは?

コンサルのインターン、新卒就活で人気の企業・ファームは?

実際の働き方や会社の雰囲気を体験できるインターンは、就活のメインイベントといっても過言ではありません。

現在では、多くの会社が行っており、コンサル業界でも多くのコンサルティングファームがインターンを行っています。

インターンと言っても、各コンサル会社によって特徴があるため、自身に合ったインターンを選ぶ必要があります。

そこで今回は、新卒就活で人気のコンサルのインターンを紹介し、どうすれば選考を通過できるのかを紹介していきます。

また、新卒の方向けの記事を以下載せておきますので、あわせてご覧ください。

コンサルティングファームのインターンとは?

コンサルティングファームのインターンには、主に5、6月から選考が始まり、9月ごろに行われるサマーインターンや10月ごろに選考があり、12月に行われる秋冬インターン、1、2月から選考が始まり、4月ごろに行われる春インターンがあります。

最も有名なのがサマーインターンで、毎年多くの参加希望者が応募しますが、Webテストなどの選考で落ち、苦汁を味わうという話はよく聞きます。

最近では、春インターンを行うコンサルも増えていて、チャンスが広がり、コンサル業界の人気がうかがえます。

インターンは、本選考につながり、内定にも繋がるケースもあるため、インターン選びは、とても重要になります。

次では、新卒就活で人気のインターンを紹介します。

アクセンチュア

アクセンチュアは、世界に50万人ほどの従業員を持つ世界最大規模の経営コンサルティングファームです。

アクセンチュアのインターンは、戦略コンサルタント育成プログラムと題されており、2日間のグループワークを通して3日目にプレゼンを行う3日間の短期間プログラムとなっています。

社内MTGカジュアル

ある課題について、グループワークを行います。グループワークを通して、論理的思考能力コミュニケーション能力、洞察力などスキルや考え方、志などをみられます。

最終日には、懇親会が開かれ、社員の方と話す機会が設けられ、貴重な一次情報を得ることも可能です。

アクセンチュアのインターンは、3日間という短期間ではありますが、短期間で、貴重な経験ができる上に、優秀なインターン生には本選考にもつながるような待遇をとっているため、とても人気のインターンとなっています。

デロイト トーマツ コンサルティング

デロイト トーマツ コンサルティング(以下デロイト)は世界4大会計事務所の一つであるデロイト トウシュ トーマツをグループメンバーにもつ日本のコンサル業界を担ってきた総合コンサルです。

デロイトのインターンは、5日間にわたって行われ、与えられた課題に対して五人程度でグループワークを行う擬似経営コンサルティング業務を体感できます。

デロイト

チームには、1〜2人のコンサルタントがケースマネジャーとして参加し、その都度アドバイスを受けられます。

作業をしながら、経験者から話を聞けるので、すぐに実践でき、想像以上の経験を積むことができます。

最終日には、プレゼンテーションを行い、プレゼン後に講評を聞くことができます。

そのため、今の強みや弱みを把握でき、今後の活動に生かしていけるので、デロイトのインターンは人気となっています。

A.T.カーニー

A.T.カーニーは、1926年に設立され、90年以上にわたり、本質的なコンサルティングを提供し、高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との密接な協同作業を最大の強みとしています。

A.T.カーニーのインターンは、特徴的で、他のコンサルと異なり、グループワークではなく、個人ワークを行います。

資格勉強

自分の苦手な分野を補ってくれる仲間がいないので、単純に自身の能力が試されます。

事前に自分に何が足りないのか確認しておく必要があります。

A.T.カーニーのインターンは、内定にも関わってくるケースもあるため、内定を目指す多くの方が応募しています。

アビームコンサルティング

アビームコンサルティング(以下アビーム)は日本発の総合コンサルティングファームです。

アビームの特徴は、日本初ならではの速くて自由度の高い意思決定や海外での就業、豊富なサービス開発の機会などが挙げられます。

アビームのインターンは、1日限定のサマーインターン3日間の秋インターンがあります。

特にサマーインターンは、1日限りの真剣勝負と題し、リアルなコンサルティング業務を体験できます。

アビーム

正解のない企業の経営課題について、現場コンサルタントと共にコンサルティングの難しさや苦しさ、解決時の快感を味わうことができます。

1日という短い時間ですが、普通の1日ではできない大きな成長を手に入れることが可能です。

プレゼン後には、第一線で活躍するコンサルタントからのフィードバックやアビームでの働き方やマインド、実際のプロジェクト事例などの話も聞けます。

そのため、参加した学生の評価は高く、アビームのインターンは、満足度が高く人気のインターンとなっています。

野村総合研究所

野村総合研究所(以下野村総研)は、日本初の民間系総合シンクタンクとして1965年に設立され、現在では官民問わず、幅広い分野で充実したサービスを提供しています。

野村総研のインターンシップは、5日間で行われ、4〜5人のグループワークになります。

NRI

野村総研のインターンの特徴は、現場コンサルタントともにディスカッションを行うところにあります。

グループワークには参加せずに遠くからみているところや一緒にいてもアドバイスだけをするところが多いですが、野村総研は、コンサルタントとの距離が近く、実際のコンサルティング業務の雰囲気を感じることができます。

実際の雰囲気を感じられる野村総研のインターンは、人気のインターンとなります。

KPMGコンサルティング

KPMGコンサルティング(以下KPMG)は、世界147カ国に20万人を超える社員を擁し、監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するKPMGのメンバーファームです。

KPMGのインターンは、コンサル業界では珍しい2週間にかけて行います。

2週間という期間を設けることで、しっかりとコンサルティング業務やKPMGのことを理解できるため、コンサルティング業界やKPMGに対する理解を深めることができます。

インターンは、主に10日間行われ、研修が2日、残りの日数で、2回のケースワークを行います。

期間が長く、研修期間もしっかりとあるため、参加しやすく人気のインターンとなっています。

インターン選考対策

上記のインターンは驚くほど人気があるため、300倍から500倍はざらです。

「こんな高倍率、私には通過できないよ」と思った方もいると思います。

しかし、安心してください。

元外資コンサルに勤めていた私から選考対策に関するアドバイスを3点します。

テスト対策:傾向分析と効率的な試験対策

ほとんどの学生が意気消沈してしまう筆記試験。

就活性の間では、WEBテスト、テストセンター略して「テスセン」という名称で慣れ親しまれているものです。

筆記試験では、まず志望企業がどのような形式のテストなのかを知っておくべきがあります。

というのも、SPI、GAB、玉手箱、TG-WEBなど様々な種類があります。

テスト形式によっては、選択肢形式であったり、記述形式であったり、英語があったり、英語がなかったり、知識がいるテストなのか、それとも事前知識がいらないテストなのかなどなど、全く変わってくるので、準備の仕方も変わってきます。

そして、傾向をつかんだ後は、試験勉強です。

メモ

といっても、何時間も試験に向けて勉強すればいいというものではありません。

この筆記試験は選考を通過する上では、通過して当たり前なハードルでこの試験を乗り越えてようやくスタートラインに立てるのですから。

つまり、この試験勉強に多くの時間を費やすのではなく、必要最低限な勉強が求められます。

その際に重要なのが、自身の苦手な部分を見つけ、そして繰り返し問題を解くことです。

これをひたすら実践することで、効率の良い試験勉強が可能になります。

エントリーシート対策:自己分析

エントリーシートで求められるものは主に2つです。

それは、「あなたはどういう人間であるか?」「あなたはなぜ弊社に入社したいのか?」の2つです。

これに関して的確に応え、かつ相手に説得力を持たせて説明するためには、自己分析が重要になってきます。

そして、様々な方法がある自己分析ですが、2つアドバイスがあります。

なぜを繰り返す

どんな自己分析のやり方でも構いません。

しかし、どんなやり方でもなぜを繰り返すことだけは怠らないでください。

なぜを繰り返すことで、本質をつかむことができたり、思考が深くなったりします。

結果的に、表面的な自己分析で終わらず、深みのある自己分析となり、エントリーシートの内容もガラッと変わるでしょう。

客観的な視点を取り入れる。

多くの方は1人で自己分析をする傾向にありますが、落とし穴です。

1人で自己分析をしてしまうと、客観的に見て、論理的ではないロジックを踏んだ自己分析になってしまい、説得力のないものになってしまいます。

そこで、友達や先輩、またはOB訪問でお世話になった社員の方に一緒に自己分析をしてもらったり、壁打ちとして自己分析した結果を聞いてもらったりすることを推奨します。

そうすることで、論理的な自己分析になり、客観的に聞いても筋の通ったものになるでしょう。

面接対策:論理力と柔軟性

コンサル業界特有の面接形式である「ケース面接」や「フェルミ推定」。

これらの面接では「3年後に小売業界の市場規模を2倍にするには?」といった質問や「東京都のマンホールの数は?」といった質問がされます。

こうした問題を短い時間で考え、面接官に自らの考えを発表しなければいけませんが、見られているポイントは2つです。

それは、論理力と柔軟性です。

これらの面接を受けるときには、この2つを意識してみてください。

より詳しく転職対策について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、就活で人気のコンサルのインターンについて紹介してきました。

各コンサルに、インターンの特徴があり、それぞれ違った経験を得ることができます。

最近では、春もインターンを行なっているところもあるため、チャンスは多く用意されています。

インターンについては、ホームページや就活サイトを確認し、行きたいインターンや自身に合ったインターンをぜひ見つけていただきたいです。

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就職活動や転職活動は1人で行うと情報を集めるのも大変ですし、自分自身の評価も客観的に見ることができず、大変です。

大切なことはまずは行動をしてみることであるため、自分にあったサービスを探して、エージェントの力も借りながら、二人三脚で活動してみてください!

また、コンサル業界へ入るためにおすすめなエージェント紹介の記事を参考に、自分にあったサービスを探してみてください。

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文:Agenda編集部